PROFILE
シオリーヌ(大貫詩織)
1991年12月12日 神奈川県生まれ
経歴
保健福祉学部 助産師課程 卒業
卒業とともに助産師、看護師、保健師の資格を取得。大学を選んだ決め手は「とにかく早く、なるべく安く、すべての資格を取りたい」という思いから。大学では尊敬する助産師の教員との出会いも多く、充実した学生生活を送ることができた。
産婦人科病棟に助産師として入職
月間100件近くの分娩を取り扱う産婦人科病棟にて、妊産褥婦や新生児のケア、婦人科疾患をもつ患者の看護をおこなう。病棟で誰よりも得意な業務は「両親学級」だった。
病棟で出会う女性たちとの関わりから性教育の重要性を実感し、講演活動を開始する。神奈川県助産師会が主催する地域の親子向け性教育講座が講師デビューの場となった。
児童思春期病棟に看護師として入職
性教育の講演活動を行うなかで「思春期の若者へ精神面のサポートができるスキルを身につけたい」と考えるようになり転職。10代女性が入院する児童思春期病棟にて、患者向けの性教育プログラムの立ち上げに取り組む。
動画投稿を開始
若者が気軽に見られる場所に信頼できる情報を発信することの重要性を感じ「性教育YouTuber シオリーヌ」として動画配信を開始。2020年2月にはチャンネル登録者10万人を突破する。
自身の発信活動に専念することを決め、病院勤務を卒業する。
当初ある大手出版社からの出版を予定して制作を進めていたが、直前で若者向けに性教育の書籍を出版することに上層部から反対意見があがり白紙に。行き場をなくした原稿を持って彷徨っていたところイースト・プレスの熱意ある編集者と出会い、無事出版を迎える。「CHOICEを全国に届けたい!」と実施したクラウドファンディングでは1596人の支援者から464万円を超える支援をいただいた。
第一子出産後、産後ケアサービスを受けた際に「この体験をすべての人が選べる世の中にしたい」と痛感し起業を決意。性教育の発信活動と産後ケアサービスの提供という二つの柱を中心に、SRHRが当たり前に尊重される社会を目指す会社を設立する。
資格
助産師
看護師
保健師
受胎調節実地指導員
思春期保健相談士(日本家族計画協会)
性教育認定講師(日本思春期学会)